進学校の変動
1950年代から2010年代半ばまで、埼玉県内での東京大学の合格実績で、浦和高校が第一位でした。
埼玉県では旧制4中である浦和高校、熊谷高校、川越高校、春日部高校と浦和一女高校、川越女子高校、不動岡高校などの伝統校が一流大学合格実績の大半を占めていました。
しかし近年公立高校では大宮高校や浦和市立高校が台頭し、加えて多数の私立高校が進学実績を競うようになってきました。
そして2016年に栄東高校が私立高校として初めて、浦和高校を破って、埼玉県内での東京大学合格者数第一位に輝きました。
現在では浦和高校、栄東高校、開智高校、大宮高校の4強の争いとなっています。
最近、大宮開成高校、昌平高校、開智未来高校などの私立高校が、有名大学に合格者を大幅に増やしています。
その中でも大宮開成高校はGMARCHの合格者数で日本一になっています。
公立高校、私立高校共に栄枯盛衰がみられます。特に私立高校では日々努力を重ね、絶えず改良していかないと取り残されていきます。